水俣病事件研究交流集会特定のテーマに関心の深い市民・学生・研究者向けの内容

今後の予定

第15回 水俣病事件研究交流集会 演題・報告募集 のお知らせ

第15回「水俣病事件研究交流集会」を2020年1月11日(土)~12日(日)水俣市公民館で開催いたしますので、ご案内をさせていただきます。
2019年5月1日に水俣病公式確認から63年を迎えました。水俣病の発生が水俣保健所に届けられ、公害と認められるまで12年も要した結果、多くの被害を生み出しました。しかし、現在も、裁判や認定申請があっているように、救済されない被害者がたくさんいます。その責任は、どこにあるのか明確だと思います。
水俣病事件研究交流集会では、水俣病の実態、現実に即した研究成果を報告して頂き、現場の声を聞き、議論し、意見交換を進めていきたいと思います。
プログラムは、事務局および関係者で協議しつつ弾力的に運営していきたいと思います。ただ、調整はかなり困難なこともあり、関係者、発表予定者と協議して進めますが、最終的には、事務局にお任せしていただくことになります。あらかじめご承知おき下さい。
プログラムは水俣学研究センターのHPに掲載します。
報告希望の方は、下記、参考資料の演題申し込み用紙に必要事項をご記入の上、118日(金)までに、下記の申込先にメール・FAXにてお申込みください。

第15回 水俣病事件研究交流集会
開催日:2020年1月11日(土)13:30~17:00(13:00受付開始)
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇19:00~懇親会
〇〇〇〇〇〇〇〇〇12日(日)9:30~15:00(9:00受付開始)
場 所:水俣市公民館ホール(住所:水俣市浜町2-10-26  電話:0966-63-8402)
懇親会会場:あらせ会館(水俣市栄町2-2-7 電話:0966-63-1100)
資料代:1,000円 懇親会費:4,500円 12日お弁当:800円

申込先
事務局:熊本学園大学水俣学研究センター 田尻
〒862-8680 熊本市中央区大江2-5-1
TEL:096-364-8913  FAX:096-364-5320
Email:minamata@kumagaku.ac.jp

以下は終了しました

研究活動報告

第14回水俣病事件研究交流集会を開催しました。

第14回水俣病事件研究交流集会を2019年1月12~13日に水俣市公民館で開催しました。
両日とも160人の参加がありました。研究者だけでなく、現場の医師、弁護士、水俣病患者、支援者、大学生・院生らが参加し、報告に対し活発な意見交換、質疑応答ができました。今回も、新潟、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、神戸、滋賀、京都、岡山、山口、九州各地から、また、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科からブータン、インド、インドネシア、タイ、エチオピアなどの留学生も参加があり、国際的な場ともなりました。
報告は、人文学から医学、汚染サイトの問題、訴訟など多岐にわたり、15の報告がありました。初日に予定していた「映像で振り返る 石牟礼道子の世界」吉崎氏は、体調不良のため、報告は中止となりました。水俣病の人文学では、「新村苑子氏の『葦辺の母子 新潟水俣病短編小説集Ⅱ』について」後藤氏、「漁村での10年 -見えたこと、見えなかったこと-」飯島氏は9回目の報告、「『暮しの手帖』のなかの公害―1967年秋号の特集記事が描く水俣病」池田氏が報告しました。水俣病の医学では、「胎児性水俣病患者さんの日常生活動作(ADL)の変化」頼藤氏、「水俣病互助会訴訟の医学論争点」三浦氏、「不知火海・水俣対岸地域におけるメチル水銀の健康影響」高岡氏と医療と訴訟の現場に即した報告がありました。汚染サイトとしての水俣では「日本における水銀規制の現状と今後の課題」中地氏、水俣市でも問題になっている「水俣川河口臨海部振興計画の問題点」山下氏から報告がありました。2日目は、水俣病訴訟の今として「ノーモア・ミナマタ第2次訴訟の現状と課題」高峰氏が熊本水俣病の訴訟について、新潟からは「新潟の三次訴訟高裁判決の誤り、行政訴訟高裁判決と比較して」萩野氏が報告をしました。水俣の過去と現在では「1968年三資料(市民会議発足ビラ、恥宣言、政府見解)紹介」矢作氏、「現地研究センター資料からみえる守山工場(日窒アセテート)労組と水俣との関係についての一考察」大門氏・籾木氏は初めての報告、「「もやい直し」の現代的意義を再考する」除本し・尾崎氏から報告がありました。最後は、水俣の歴史と水俣病として「史料でみる近世の水俣-船津村の位置づけをめぐって-」矢野氏は初めての報告、「水俣避病院と水俣病差別」花田氏が報告をしました。最後まで濃厚な質疑応答、意見交換ができました。

次回は、2020年1月11日(土)~12日(日)に開催予定です。

最近の研究・活動報告