水俣学講義一覧

第17期水俣学講義、終了いたしました。

第17期水俣学講義全15回、1月24日で終了いたしました。
本年度も、水俣病の被害当事者、支援者、研究者、医師など多彩な方々が講師を務めてくださいました。
2003年から新潟水俣病資料館館長を務める塚田氏からは、新潟水俣病についてお話をして頂きました。藤原さんから編集者の立場から、昨年亡くなられた石牟礼道子さんについて伺うことができました。水俣病被害当事者として、坂本さん、鴨川さんから伺い、鴨川さん、中村さんから、続けている漁について漁師としての生きざまを学ぶことができました。関西訴訟を支えてきた村田医師、康弁護士からそれぞれの立場からみえる問題点、論点を学びました。砂田明さんの「ひとり芝居」を通して、水俣病にかかわった研究者の家中さん、そして俳優の川島さん、舞台監督の白木さんの舞台は圧巻でした。大学の講義とは思えない、ぜいたくな内容の第17期水俣学講義だったと思います。
受講生は245名、一般の方々も毎回欠かさず受講してくださいました。
2019年度も秋学期(2019年9月~2019年1月)に開講いたします。

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