国際貢献

2018年度

年間を通じてのJICAやILO職員など海外の研究機関、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、韓国環境保健市民センター、大韓民国政府社会的惨事特別調査委員会、ソウル大学、放送通信大学(韓国)、江原大法学専門大学院(韓国)、カトリック大学(韓国)からの研究や訪問調査を積極的に受け入れた。フランスのダンスセラピスト、フィリップ・シェール氏、パリ13大学経済学部のパスカル・プチ教授などを受け入れ、水俣現地案内、患者達との面談などを行い、研究調査交流の広がりを作ることが出来た。

海外調査

2018年7月23日~29日 第5回アジア障害者国際交流モンゴル大会:花田・井上・田㞍シンポジウムで花田昌宣センター長が「障害者の労働と社会の課題」を報告した。モンゴル国立リハビリセンターをセンター長の案内で視察し、意見交換を行った。またモンゴル国内を視察し、参加国の障害当事者らとバリアフリーの状況を確認した。
2019年3月15日~18日 タイ・ミャンマー科研調査:宮北・中地
2017年8月以来の訪問となった今回の調査では、ナノンボン村から「KRBK(故郷を守る会)」のリーダー・メーポップさん(49歳)、機織りグループのリーダー・メーロットさん(58歳)ら、村人9名をバンコクに招いてのフィールド・トリップと、今冬に計画しているワークショップの準備を行った。16-17日は、オーガニック・コットンの製品化を進める社会的企業folk charmのスタジオを訪問。意見交換と情報共有と討論をすすめ、「ナノンボンの家庭料理大集合(仮称)」の実施に向けた意見交換を村人たちと行った。
2019年3月23日~31日 ミャンマー調査:花田・中地・井上・田㞍・高峰
京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科藤倉教授、中村准教授の協力を得て、ミャンマーのシング―地域のASGM(小規模金採掘)の操業実態を調査した。

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