カナダ先住民の水俣病被害調査

2016年度 カナダ:オンタリオ州の水俣病被害

2016年9月14日から22日まで、水俣学研究センター花田、客員研究員森下が、カナダ・オンタリオ州の2つの先住民居留地で発生した水俣病現地調査、住民自治組織との意見交換ならびに居留地住民向けの報告会を実施した。
9月16日にヴァバシムーン(ホワイトドッグ)の学校体育館、9月18日にはグラッシーナローズの集会所でで、2014年調査結果の報告(検診対象者のほとんどに感覚障害の見られること、河川の魚の水銀汚染がなお注意を要することなど)を行うとともに住民との質疑応答ならびに意見交換を行なった。これは調査研究成果を地元に還元しようという試みであった。また、9月20日には、トロントでMDB(水銀障害委員会)の検討会に参加を要請され、意見聴取を受けるとともにディスカッションに参加した。同日夜、トロント大学で開催された200名あまりが参加したミーティングで、研究者ばかりではなく学生市民を対象に、花田・森下が講演した。
これらはTront Star紙やCBC放送を始めメディアで大きく取り上げられた。

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